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こんばんわ、近本です。

 先日狂言と能を観覧する機会がありまして、能楽堂に行って来ました。

普段は入館することがないので、興味津々で行って来ました。

当日は、雪景色も重なってなかなか趣がありました。

 館内の座席は最前列、とは言っても舞台の正面ではなく、脇正面の最前列にに座ることが出来ました。脇正面とは言えさすが最前列、着物の衣擦れの音が手に取るように聞こえ、臨場感溢れる体験が出来ました。

 舞台から鏡の間(出番を待つ控室)につながる、「橋懸り(はしかがり)」の手前に松の木が3本設営されているのですが、この3本の松の木が舞台に近いところから、大・中・小と鏡の間に行くほどに大きさが変えてあり「橋懸り」で演じることは、舞台から遠く離れていることを意味するとのことでした。(その他難しい決め事ががたくさんあり、すべてを理解するには一度や二度の観覧では難しいです。)

 ところで、狂言と能の違いってわかりますか?

 実のところよくわからいのですが、一番わかりやすいのは、「狂言」は演者が素顔で演じますが、「能」は主役の演者が能面を着けて演じているところかなと思いました。その他、いろいろと内容の違いが違いがあるようです。二度とないかもしれませんが、またの機会に勉強してきます。