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寒暖差

宇野耕司

こんばんわ。設計デザインの宇野です。

 

最近めっきり寒くなって来ました。

シンカは水曜が定休日なので、今日は事務所内が暖まるのに丸一日かかった感じです。

 

やはり家は『断熱性能』は高い方がいいですよ。

 

家の中では快適に過ごしたいものです。

 

では、家の断熱性能を上げるにはどうするとよいでしょうか?

もちろん予算をいくらでも掛ければ断熱性能は上げることができますが、どうせなら

一番効果的でコストパフォーマンスの高い方法を使って断熱性能を上げれるとベストですよね。

家の断熱性能を上げるのに効果的なのは、『窓』です。

 

実は、一般的な窓は壁の1/10くらいの断熱性能しか無く、せっかく家の中を暖めても窓から

どんどん熱は逃げて行ってしまいます。

 

冬の暖房時に窓から逃げる熱は約50%と言われています。

(壁から逃げる熱は10%~20%ほどです。)

それだけ窓は家の断熱性能の弱点となる場所なのです。

 

極端な話、窓を無くしたり極力小さくすることで、家の断熱性能は大きく上げることができます。

しかし窓は光や風などをコントロールする役割もあるので、家の住み心地が大きく変わってきます。

そのため、窓の性能を確保しつつ、いかに効果的な窓の選択と配置を行うかが重要になってきます。

 

窓をどう活かすかも家の設計次第になってくるものなのです。